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フリーランス。独立・開業当初、どうやって仕事を安定軌道に乗せる?

近年、クラウドソーシングや企業の副業解禁の影響もあり、2016年から2017年にかけてフリーランスの人口は増加しており、約1122万人いるとも言われています。(ランサーズ株式会社調べ)

フリーランスは、会社員と比べても能力を活かせる事を理由に仕事に対する満足度も高いようです。

今後も、多様な働き方を望む人も増えると見込まれていて、会社員という選択肢だけではなく、フリーランスとして仕事を受注し働くライフスタイルに興味や関心が高まっていく事でしょう。

しかし、いざフリーランスとして活動するにもわからない事(情報不足)
だらけで、不安もつきまといなかなか始めの一歩を踏み出すことができないと思います。

そこで、フリーランスで独立し、食べていくための生存戦略を書いてみました。

  1. フリーランスのための生存戦略独立前の事前準備編
  2. フリーランスのための生存戦略独立1年目編
  3. まとめ

フリーランスのための生存戦略独立前の事前準備編

会社もそうですが、個人事業主が起業、独立して1年以内に約27%の事業者が、廃業に追い込まれているようです。そして、3年後には62%が廃業に追い込まれているようです。(経済産業省中小企業白書より)
フリーランスとして独立しても3人に2人が廃業していると数字だけで見ると独立するもの躊躇してしまいます。

では、生きる残るフリーランスと食べていけなくなってしまったフリーランスの違いは何だったのでしょうか?

それは、フリーランス生存戦略があるかないかの違いじゃないでしょうか?

「備えあれば憂いなし」という言葉のあるように、「備えあれば廃業なし」です。
(厳密には、廃業しにくい。かもしれませんが。)

早速、初めてフリーランスとして独立するための生存戦略をお伝えしたいと思います。

戦略1 資金準備

その1 「事業資金」と「生活資金」を分ける。

資金はいくらあっていいです。フリーランスは会社を作るわけではないので、お金を公私混同しやすいので、「事業資金」と「生活資金」を分けて管理して下さい。それぞれいくら資金を貯めないといけないのかを計算して見て下さい。

その2 資金調達を行う

資金調達と聞くと、融資を一般的に思いつくと思いますが、融資以外にも資金調達できる方法を把握して必要な資金を一気に集めて下さい。

例:貯金、融資、クレジットカード、カードローン、クラウドファンディング、資産を売る(不用品を売る)

使う、使わないは置いといて、フリーランスになるとクレジットカードやカードローンは通りにくくなるので、会社員のうちに申し込みを行った方がいいでしょう。

戦略2 商品・サービス設計

その1 圧倒的な強みを作る

同業者や代替品が多く溢れている世の中です。その中で自分の商品、サービスを選んでもらえる必然性を企画して下さい。もしくは、これなら売れる!という自信と確信が持てる商材を探して下さい。
お客様に選ばれる分かりやすい理由(強み)が成功の秘訣です。

戦略3 情報発信

その1 SNSやブログを使い倒して情報を発信しまくれ

ひと昔前だと、情報発信するのに広告費を使うのが当たり前でしたが、昨今無料で使える情報発信ツールが多く世の中に登場しました。
どれが有効かではなく、無料なので、全てのSNSやブログをフル活用、有効活用してマーケティング活動を行って下さい。

その2 継続は力なり

情報発信は継続こそ力なりです。1回情報が伝わっただけで人は簡単には動きません。何度でも情報を伝えるつもりで、継続的に行って下さい。
つまり、独立してから情報発信して集客を募るのは遅いのです。独立準備段階から情報発信を行って下さい。

戦略4 名刺準備

その1 名刺は歩くチラシであり、あなたの分身

名刺を作るポイントは2つあります。1つめは、日本では名刺交換は挨拶の1つなので、名刺がない=挨拶の機会がなくなるor名刺がない人、という印象を与えてしまいます。

2つめは、あなたのことを知ってもらえるチラシの代わりになるからです。
職業や名前、連絡先だけではなく、プロフィールや商品、サービスについて、名刺交換した方へのオファーなどたった1枚の名刺もアイディア次第であなたを売り込んでくれる営業マンになってくれます。

戦略5 信用と実績作り

その1 モニター募集で信用と実績を積み上げる

独立後すでに実績があるのと、ないのとで、どちらの方がお客さんはあなたから商品、サービスを購入すると思いますか?

やはり、すでに購入した方の実績がある方が安心して選べると思います。
信用と実績を積み上げるのに、時間は必要です。
独立前にすでに信用と実績作りを行っておきましょう。

戦略6 仲間作り

その1 仲間を作る

フリーランスで独立して、全て一人で行うには時間が足りません。じゃ、外注するという方法もありますが、お金がかかります。

そこで、同じフリーランスで活動している人たちと横のつながりを持つことで、事業を加速させることができます。
あなたと同じように、プロとして独立しているので、高いスキルや知識を持っていることでしょう。

仲間を作りお互いのビジネスを発展させる仲間作りも時間がかかりますので、事前にやっておきましょう。

戦略7 改善と継続

その1 プランBを練る

作戦2で考えた商品やサービスを一番売れる!という自信を持ってマーケティングやセールスを行って見ると、世の中の需要とのズレを感じることが多々あります。
一度決めたものを頑張って売るのではなく、頑張らなくても売れるような商品・サービスになるように改善を行って下さい。

それが、あなたの武器になります。

その2 継続は力なり

作戦1から7を実行してどうでしたか?事業は継続していくわけなので、継続して取り組むことはできそうですか?継続が難しいなら、改善しましょう。

「継続できそうだ!」と確信を持ったら、ぜひ次のステップに進んで下さい。

フリーランスのための生存戦略独立1年目

戦略1 固定費はできるだけ抑える

軌道に乗るまでは、とにかく固定費は安く抑えることです。赤字にならなければ生き残ることができます。
赤字にならないようにオフィス代、通信費、各種ネットサービスなど毎月支払う固定費はとにかく抑えましょう。

戦略2 集客・リピートについて常に考えて行動

支出よりも売上があれば、廃業する必要はありません。売上は客数×単価で決まります。よって客数さえ減らなければ廃業しにくくなります。フリーランスは経営者なので、常に新規集客をどうするのか?今やっている施策で何を伸ばすのか?もしくは、何かをやめて、新たに何を試すのか?自問自答して下さい。

また、既存のお客様にどうしたらリピートしてもらえるのか?も自問自答して下さい。

客数=新規客+リピート客です。
お客様を増やすことに注力して下さい。

戦略3 税務署に開業届けを出し、確定申告の準備を

独立したら確定申告は必須です。わからなければ、税理士さんに相談し、確定申告に必要な作業をアウトソーシングするのもいいですし、クラウドサービスを使い、自分で確定申告を行うのもいいでしょう。

まとめ

独立して売上—経費—生活費がプラスなら生き残れますし、マイナスなら廃業を選択しないといけなくなるでしょう。

そうならないように、経費を抑え、売上が上がるように常に考えて行動し成果を上げる人が生き残るのではないでしょうか?

売上を上げるには、信用や実績が必要だったります。信用や実績作りには時間がかかることを念頭に置いて計画を立て下さい。

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