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意外と知らない?転職活動で気をつけるべき面接のマナー

面接は正式採用につながる重要なポイントです。
特に転職者の面接では採用する企業側が即戦力を求めているケースが多いので、
ビジネスマナーを知っておかないと「そんなことも知らない人なのか」と面接官をがっかりさせてしまうことでしょう。

お互いのことをあまり知らない状態で行う面接は第一印象がとても大切です。
そのため、いきなり面接官の心象を悪くしてしまうと、
その後どれだけアピールしても取返しのつかないことになってしまいます。

そのようなことにならないように、面接において注意するポイントをまとめてみました。

転職における面接のマナーその1:入口から受付まで

面接は会社の応接室や会議室などで行われるケースが多いですが、
入り口からすでに始まっていると考えておいた方がよいでしょう。

なぜなら、面接官の中には受付での振る舞いがどうだったかを後で確認する人がいるからです。

そのため、服装のチェックは会社の敷地に入る前に行い、姿勢良く入り口に向かうようにしましょう。
敷地内に入るまでに携帯電話の電源を切っておくことも忘れないでください。
冬でコートを着ている場合は入口に入った時点で脱ぐのが礼儀です。
コートを着たまま社内をうろつかないようにしましょう。

また、面接時間に遅れるのはもってのほかですが、
あまり早く到着しすぎるのも相手方の準備の問題でよくありません。
理想は約束時間の5分前に受付に行くことです。
受付で要件を伝えた際に気をつけることは、
「座って待つように指示があっても基本的には座らずに立って待つ」ということが挙げられます。

指示があったので座っても悪くはありませんが、
面接官の心象を少しでも良くしたいのであれば立ったまま待っておく方が無難です。

転職における面接のマナーその2:面接室への入室マナー

面接室に入室するパターンは「面接官より先に入室する」と
「面接官より後に入室する」の2つが想定されます。

面接官より先に入室するときに最も神経を使うのは「どこに座るか」です。

席には上座・下座があり、面接を受けに来た人が下座、面接官が上座に座るのが基本といえます。
間違って面接を受けに来た人がマナーを守らず上座に座って面接官を待っていると、
かなり心証を悪くしますので気をつけましょう。
部屋の形状や座席の配置などにもよりますが、上座は基本的に出入り口から最も遠い席です。

反対に下座は部屋の出入り口から最も近い席になります。
面接会場の座席配置を事前に知っておくことは難しいので、
面接前にある程度のパターンを予習しておくことが望ましいです。

ただし、上座や下座を考えなくてもよいパターンもあります。それは案内係の人に
「この席にお座りください」などのように、座席が指定されているときです。

このケースでは素直に指定された席に座って面接官の到着を待ちましょう。

転職における面接のマナーその3:面接官が待っている場合

面接官が待っている部屋に入室するときは、
まず「ノックを3回」することを忘れないでください。

転職者の中にはノックを2回しかしない人もいますが、これは間違いです。
ドアを2回ノックするのは通称「トイレノック」と呼ばれる行為で、
その名のとおりトイレが空室かどうかチェックするために使われます。
面接時のドアノックは3回というのは忘れないようにしましょう。

入室したあとに忘れがちなのが、ドアの閉め方です。
入室するとついつい面接官の方に注意が行ってしまい、
後ろ手にドアを閉めてしまうことがあります。しかし、これもマナー違反です。

面接官に背を向ける格好になってしまうかもしれませんが、
きちんとドアの方に向き直ってそっとドアを閉めてください。

ドアを閉めたら面接官の方へ一礼し、着席するべき椅子の前に移動します。座る前に面接官へ
「自分の名前」と「本日はよろしくお願いします」と言うことも忘れないようにしましょう。

コートを持っている場合は2つに折りたたんで椅子の背もたれに掛けるか、
足元の荷物の上にたたんでおくようにしてください。

転職における面接のマナーその4:面接終了後

面接が無事に終わったら、椅子から立ってお礼を述べてお辞儀をします。
その際のお辞儀は軽い会釈のようなものではなく、
45度程度の角度で行う深いお辞儀をするように心がけましょう。

面接官や係の人がエレベーターや入口まで見送ってくれたケースでは、
改めてお礼を言ってください。
丁寧な企業では面接を受けた人の姿が見えなくなるまで見送ってくれることがあります。
最後まで気を抜かずに姿勢良く帰るようにしましょう。

また、冬場は外が寒いので会社から出る前にコートを着てしまいがちですが、
マナー的には良くありません。
面接時のマナーとしては、相手方の姿が見えなくなるまでコートは着ないのが基本的には正解です。

面接が終わったらその日のうちにお礼のメールをするのも効果があります。
面接担当者からもらったメールアドレスやわからなければ転職エージェントに確認して送ってみましょう。
面接当日にお礼メールをする人はまだあまり多くありませんので、
当落線上の人の印象が良くなり、採用されるケースもあります。

文面に気をつける必要はありますが、送っておいて損することはないでしょう。

マナーを守って効果的にアピールしよう!

採用する企業側は面接によって、その人の人間性を確認しようとします。
採用後にしっかりと働いてくれて会社の利益に貢献する人材であるかどうか
見極めなければならないからです。

そのためには面接時間中だけでなく、面接前後の言動をヒントにする面接官もいます。
面接前に面接官からの質問対策やアピールする材料を研究するのも良いですが、
それ以外の部分でマイナスの印象を与えてしまっては意味がありません。

面接におけるマナーは最低限知っておいて、無駄な減点をなくすようにしましょう。

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